19ヴァンキッシュ 使い込んだインプレ

皆様はサーフの釣りでリールにはどんな性能を求めていますか?

耐久性?軽さ?巻きごこち?トルク?見た目?などなど、サーフで使うリールに求めているものは様々あると思います。もちろん個人の好みや、よく行くフィールドの特徴などありますよね。

私の場合は“感度”これを最優先にしています。とはいえ、その他の項目、耐久性や軽さトルク、もちもん見た目、そんな項目もとても重要です。今回は、19ヴァンキッシュC5000HGをサーフで使い込んだインプレです。

約10ヶ月使用し、ヒラメ、マゴチ、ヒラスズキ、そして真鯛、これらの魚を釣って感じた結果です。

目次

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19ヴァンキッシュがサーフにオススメな理由

19ヴァンキッシュで釣れた真鯛

管理人はサーフでの釣りにおいて、“感度”がリールに求める機能で最優先しております。

で、釣りにおける“感度”っていうと概ね二つの分け方があると思うのですが、一つは“反響感度”、ざっくり言うと、ルアーに何かがぶつかった時に、ダイレクトに手元に伝わってくる振動。だと思ってます。

もう一つは潮の流れやルアーの引き抵抗を感じる“抵抗感度”。まぁ抵抗って言ってる時点でこれが“感度”なのか?って話はありますが笑。アングラーが情報を感じる度合いって意味で言うと、大きくこの二つだと思ってます。

結論からですが、この19ヴァンキッシュ、私がよくいくフィールドでの釣りにはかなりオススメなリールだと思いました。

なぜか?

前出の通り、管理人はサーフの釣りでリールに最も求める性能は“感度”です。で、釣りで言われている“感度”の中でも、私はリールには“抵抗感度”を優先しています。

要は、リールを巻いたときに潮の流れの変化やルアーの引き抵抗をしっかりと伝えてくれる物を好んでいます。この19ヴァンキッシュはその抵抗感度にめちゃくちゃ優れています。シマノのマグナムライトローター搭載の機種は慣性が小さいローターなので少しの抵抗もしっかりと伝えてくれます。で、その最高峰がこのヴァンキッシュ。そりゃ、感度良いですよね笑。

管理人の経験上ですが、サーフで魚が釣れる場所は潮が流れていたり、離岸流が出ていたりする場所が多いです。ですので、このリールが潮の流れや変化した時などをしっかりと教えてくれるのは本当に助かります。

そんな事もありこのヴァンキッシュは本当にオススメできるリールでした。

もちろん、フィールドによってや耐久性重視の方には他のリールの方が良いかもしれません。

19ヴァンキッシュの耐久性は?

ヴァンキッシュで釣れたヒラメ

ではでは、19ヴァンキッシュの耐久性について…。

おそらくこの部分がサーフで使うことに対して最も懸念する部分かと思います。

管理人も19ヴァンキッシュを購入する前に、この耐久性に関してはかなり不安がありました。これも結論からですが、心配する必要は無さそうです。ただし、ドラグ設定は必ずやってフルロックでのゴリ巻きはしないほうが良さそうです。

メーカーのスペックから行くと、ヴァンキッシュは半プラ、マグネシウムボディとなってます。マグネシウム自体はアルミよりも軽くて強い素材ですので、まぁまぁボディの剛性も高そう。

実際に、大きな魚で言うと、真鯛62センチ、ヒラメ60オーバー数匹が釣れましたがやりとりでは全く問題はなかったです。他にも50、60オーバーのヒラスズキも全く問題なしでした。

40〜50くらいのヒラメやヒラスズキはドラグ設定1.5キロくらいでゴリゴリ巻いても全然大丈夫でした笑。

そんな比較的、荒っぽい使い方をしてきたのですが、現状では全く問題ありません。

また、スペックを見て、管理人が不安に感じた部分はハンドルです。19ヴァンキッシュは4000番以下の番手はハンドルがCi4、樹脂製のハンドルになります。これはなんか不安だったのですが、管理人が使っている5000番台のヴァンキッシュは全てアルミハンドルになります。ボディのサイズは4000番と同じなので、スプールが少し大きくて、ハンドルはアルミ性となります。ハンドルが気になる方は5000番台がおすすめです。またヴァンキッシュは軽量なので、5000番台のスプールを搭載していても重さも気になりません。

19ヴァンキッシュのスペックとライバルの比較

20ツインパワーで釣れた真鯛とヒラメ

ではでは、メーカーのスペックを簡単に見てみます。

まずは、簡単な19ヴァンキッシュの搭載特性につて。

ボディはマグネシウム素材のハンプラ。

HAGANEボディ、HAGANEギア、Xプロテクト、とシマノの最高峰の技術特性が与えられています。

その他にも、サイレントドライブ、マイクロモジュールギア、チタンワンピースベール、低摩耗クラッチ、ロングストロークスプール、とてんこ盛り。

また、19ヴァンキッシュはシマノのMGL、マグナムライトローター搭載機種の最高峰ですので、当然MGLスプール。

もはや、この機種まで来るとてんこ盛りすぎて良く分かりません笑。要はシマノの最高峰のスペックというとこで、特に文句はございません笑。

下記は4000番のボディを搭載している19ヴァンキッシュのスペック表。2500番クラスのボディサイズだと流石に耐久性が心配なので、管理人的には4000番のボディ機種がお勧めです。

引用:Shimano公式HPより

兎に角、軽いのが特徴。

他の検討機種としては20ツインパワーや19セルテートがあると思いますが比較すると下記通り。

自重巻き取り量ライン量ギア比ベアリング数最大ドラグ
19ヴァンキッシュ
4000XG
200g101PE1.5/320m6.211/111kg
19ヴァンキッシュ
C5000HG
220g95PE1.5/400m5.811/111kg
19ヴァンキッシュ
C5000XG
220g101PE1.5/400m6.211/111kg
20ツインパワー
4000XG
260g101PE1.5/320m6.29/111kg
20ツインパワー
C5000XG
260g101PE1.5/300m6.29/111kg
19セルテート
4000CXH
235g105PE1.5/200m6.210/112kg
19セルテート
5000DCXH
250g99PE2.5/300m6.210/112kg

簡単なスペックだけ見るとヴァンキッシュの軽さが目立ちますが、トルクの強さ、剛性感、巻き心地などはそれぞれ違います。

19ヴァンキッシュ、20ツインパワー、19セルテートとの実際に使用しての比較

19セルテートと20ツインパワー

次は管理人が実際に使い込んできた上記3つのリールとの比較とそれぞれのオススメ。

この辺は管理人の独断と偏見になりますので悪しからずです 笑。

まずは、19ヴァンキッシュ。

これは前出の通り、遠浅サーフでフラットを主体に釣りをメインにやる方にはおすすめかと思います。サーフの細かい流れの変化や離岸流がわからない!って方には特に。もちろん他のリールでも慣れればわかるのですが、この三機種の中では一番分かりやすかったです。

次に20ツインパワー

19バンキッシュと比べつと剛性感は強く感じました。アルミ製のローターっていうのが意外と強さに直結している気がしてます。巻き心地は滑らか、ヴァンキッシュはサラサラって感じでした。で、アルミ製のローターなので慣性が高く、一定の速度でまくのはやり易いです。リーリングを安定させたい人や、遠浅サーフも急深いところもやる方、30g以上の思いルアーがメインの方、フラットもそうだけど大型の青物も積極的にやりたい場合はこっちの方が良さそう。魚をかけた後のトルク感も強かったです。

最後に19セルテート

このリールも巻きが軽く、しっとりした巻き心地。ギアがかなり大きいせいかトルク感は一番強く感じました。103センチのオオニベを釣った時も安心してやりときできました。19ヴァンキッシュでも取れるとは思いますが安心感は断然上でした。また、トルクの割りに巻きも軽いのでメタルジグの止める操作も楽でした。メタルジグを多用する方には良さそうです。個人的には遠浅サーフで3000番代のセルテートとかはかなり良さそうな気がしました。

管理人が実際に魚を釣った時の映像など

19ヴァンキッシュ

20ツインパワー

19セルテート

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