DAIWA 19セルテート インプレ

何かと話題になっているDAIWAの19セルテート。LTコンセプトを搭載した上位機種。頑丈さを売りにしていて人気を博していたセルテートが更に強固そして軽くなったとか。

2019年に発売になったこのモデルですが、管理人は発売以来、ネットでインプレを見まくってずーっと欲しいなぁ、欲しいなぁとモジモジしていましたが、遂に、遂に、購入してしまいた!!!!

という事で、今回はDAIWA 19セルテート LT4000CXH のファーストインプレションです。

まだ、数回しか使っておらず、釣った魚は40弱のワカナゴ数匹と、サワラ!のバラしです…

*2019年9月追記

35センチ弱、40センチ弱のシイラを追加しました!笑。1stインプレと変わらずライト&タフを実感できました!!

釣りに行った場所はサーフと港、主にはメタルジグとミノーを投げてきました。と、まだまだ1stインプレションですが…

正直に言いますと、このリール、かなりオススメできそうです!

というかこの19セルテートのおかげでDAIWAというメーカーが好きになってきました!笑

*2020年02月追記↓<プレゼント企画>

*2019年11月追記2

先日、40弱と35センチくらいのイナダ?が釣れたので追記です。4000cっていう事でパワーに不安があったのですが、これくらいなら全然問題ありませんでした。かかってからの巻き上げもヌルヌルを保ちつつゴリゴリ巻けました笑

その時の動画は下記通りです。よければご視聴ください!!!

目次

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まずはDAIWAさんの言い分〜19セルテートについて〜

19セルテート4000C-XH

まずはDAIWAのセルテートに関する言い分!?

DAIWAの19セルテートのページで一番最初にくる文字が ”圧倒せよ。軽々と操れ” です。

まぁカッコ良いフレーズですよね。

要は以前の強固なセルテートはそのままに、いやそれ以上に、そして何よりも軽い、って事だと思います。

で、このタフと軽量、この矛盾を解決できたのがモノコックボディなんだとか。このモノコックボディについては多くの解説が出ているので割愛します笑。というか、まぁ意味はわかるのですが今までのリールはほぼSHIMANOだったので管理人的にはあまり比較のしようが無い感じです。

しかし、タフで軽量って本当にすごいコンセプトすよね。

じゃあ同じDAIWAの中で19セルテートってどれくらいタフなのでしょうか?

この19セルテートですが、DAIWAのスピニングリール一覧を見ると、堅牢さを売りにしていた16セルテートよりもタフ、DAIWAのフラッグシップモデルのイグジストよりもタフ。つまり、凡用スピニングリールの中では最もタフなランクに位置ずけられています。それでいて、軽さはLT-4000CXHで235gという軽量なモデル。以前の16セルテートは4000SHで405gなので、170gも軽量化させています。

確かに数字だけ見ると確かにライト&タフです。

次にこの19セルテートに搭載されている技術特性についてです。

これは上位機種だけあっていろいろてんこ盛りです。しかもLTコンセプトになってからの技術も多くあるので真新しい感じは半端なくありお得感満載です。まぁ、これらはマーケティングの要素も多分にあると思うのですが…管理人はこういった撒き餌にはすぐ食いつきまし、割と大好きです。笑

まずは

モノコックボディ !

DAIWAのLTコンセプトを可能にした技術。ボディ自体がフレームとして、ねじれ、たわみに強く、省スペースを実現し軽量化にも成功。また、ドライブギアのサイズを上げる事にも成功したようです。これはコンセプトがわかりやすいしシンプルでなんか良いですよね!

タフデジギア !!

冷間鍛造とマシンカットを組み合わせた独自の加工技術。精密なマシンカットでノイズレスな回転を実現。設計、加工、素材、この3つの要素で滑らかな回転がより長く続く。なるほど、冷間鍛造?ってシマノだけじゃ無いのね!

マグシールド !!!

液体で液体をブロックする。DAIWAオンリーの画期的な技術。これは、コンセプトも面白いし管理人的には超カッコ良い技術だと思っています。メンテナンスが大変そうだけどなんか凄そう!

ストッパーレスボディ !!!!

逆回転させるストッパーが無くなり、水の侵入経路が遮断されました。SHIMANOはほとんどこれだった気がします。逆に逆回転させたい人もいそうです!

ロングキャスト-ABS !!!!!

従来のものより5%飛距離UPとライントラブルを少なくすることに成功。ラインの放出時にスプールとの接点を減らしことによる効果。アイディアが面白い!

ATD!!!!!

魚の引きに追随してドラグ力をコントロールして主導権を与えない。フッキングの際には強く効かせながら大型魚でも必要以上に暴れさせない。評判ではダイワのドラグは凄いらしい!

まだまだあります。

ZIONエアローター!!!!!!!、エンジンプレート!!!!!!!!、シームレス形状エアベール!!!!!!!!

2BBラインローラー/ツイストバスターⅡ!!!!!!!!、マシンカットハンドル!!!!!!!!

そして

パーフェクトラインストッパー!!!!!!!!!!!

という事で、もはや目に見える範囲はほぼ全て技術特性で埋め尽くされています。

なんでもありのヒーロー物の必殺技オンパレード状態です笑。

しかし、パーフェクトラインストッパーって笑。ちょっと自己評価が高すぎじゃないですか!?

まぁ、とにかく様々なDAIWAの技術が贅沢に詰め込まれているという事みたいです。なんて欲張りな…


ダイワ(Daiwa) 19セルテート LT4000-C 00060052

DAIWA19セルテートのスペック

現在2019年9月時点ですが、ラインナップされているのは下記の通り。

簡単に19セルテートの各番手ごとのスペック。同じ番手でも糸巻き量やドラグに少しの違いがあります。

まずは

19セルテート 2500番台

番手LT2500SLT2500S-XHLT2500-H
巻き取り73センチ87センチ80センチ
PE 号数-M0.6号 200M0.6号 200M0.8号 200M
自重205g205g205g
最大ドラグ5kg5kg10kg
ベアリング10/110/110/1

19セルテート 3000番台

番手LT3000-CXHLT3000S-CH-DHLT3000LT3000-XH
巻き取り93センチ85センチ77センチ93センチ
PE 号数-M1.0号 200M0.8号 200M1.0号 200M1.0号 200M
自重210g220g225g225g
最大ドラグ10kg10kg10kg10kg
ベアリング10/112/110/110/1

19セルテート 4000番台

番手LT4000-CLT4000-CXH
巻き取り82センチ99センチ
PE 号数-M1.5号 200M1.5号 200M
自重235g235g
最大ドラグ1212
ベアリング10/110/1

19セルテート 5000番台

番手LT5000D-CXHLT5000DLT5000D-XH
巻き取り105センチ87センチ105センチ
PE 号数-M2.5号 300M2.5号 300M2.5号 300M
自重250g295g295g
最大ドラグ121212
ベアリング10/110/110/1

と、なかなか豊富なラインナップです。今後は更に追加番手が出てきそうです。

しかし、自重は本当に軽い。5000番台でもシマノのツインパワーXDの4000番と同じくらい。

DAIWA 19セルテートの使った感触、実釣したインプレ

サーフで使うのなら4000番がオススメ

前振りが長かったですが、ここからはDAIWA 19セルテートを実際に使って魚を釣ってきたインプレになります。

まず、前提として私は普段シマノ ツインパワーXDを使っています。場所はサーフと港がメインです。という事でシマノツインパワーXDと比較したインプレが多くなるかと思います。

キャストフィーリング

ロングキャストABSのおかげ!?かわかりませんがスプールから糸の抜けは良いです。といってもツインパワーXDとどれだけ違うかわ…釣り具屋さんの話でもスプールの段差が糸との接地面を少なくしているので抵抗が少ない。つまり、糸が少なくなってきてスプールの深い部分から放出された時も安定して飛距離が出るとか。まぁそう言われると最後までしっかりと糸が気持ちよく出ている気がします。あくまでも気がします。

巻き感

これは実際に巻いてみると、超ヌルヌルしていてます。滑らかすぎて巻くのが楽しくなりました。ツインパワーXDよりも滑らかな感じが、管理人にとっては新鮮でとにかく巻くのが気持ち良いです笑。

巻き始めに関してはマグナムライトローターを搭載したツインパワーXDの方が少し軽いと思います。が19セルテートも十分に軽く、ジグをしゃくるのにリールを止めたり巻いたりするのも全然軽いです。

管理人は19セルテート 4000C-XHを購入したので、巻き取り量が99センチもあります。一般的にハイギアのリールは巻きが重くなるらいしいのですが、このセルテートに関しては全然巻きの重さを感じさせません。また、リアーをつけて巻いてきても、とにかく滑らかなのがビックリでした。

LTコンセプト

ライト&タフについてです。まずはライト。自重が軽いのはスペックの通り。ロッドにつけてルアーを投げてみると、間違いなく振りやすくなりました。また、自重が軽いのでルアーを軽々と操れます。これは本当にコンセプト通りで疲れにくくなることは間違いなさそうです。確かにツインパワーXD4000XGと比べると全ての操作が楽になりました。

タフはどうだ?これは長く使わないと解らないかと思いますが、実際に魚をかけて巻いてくると、そのタフさ、というか巻きの強さに驚きました。40センチ弱のワカナゴをかけたのですが、巻き感もそこまで重くならずにガンガン巻いてもヌルヌルと巻き上げていきます。これも驚きでかなり強いトルクタフな剛性を感じました。

LTコンセプトというだけのことはあります。

ドラグ

ドラグ性能の比較ってなかなか難しいかと思うのですが、1メートル近いサワラをバラした時にヒットすると同時にドラグがスムーズに出ていきました。その後はしっかり巻いてこれたので瞬時の強い力ではしっかりとドラグがきいてくれたと思います。といってもその後サワラをバラしてしまったのですが、ジグを確認したらフックが細すぎて折れてました…つまり、フッキングはしっかりとされてドラグもちゃんと効いたってことだと思います。個人的にはドラグ音がかなり快感でした笑。

*2019年9月追記

ドラグ性能ですがメーター近いサワラをバラしました笑。ドラグは超スムーズに出て驚きの性能でした、魚が大きかったのもあると思うのですが、負荷がかかった感触も大した抵抗もあまりなく、本当にスムーズに糸が出ていきました。逆にフッキングしてるのか少し心配になりました笑。ドラグの設定はしっかりとやっておけば急な大物でも最初の負荷で糸が切れるっていのは無さそうです。

ベール

DAIWAのベールって妙に太いですよね。これは個人の好みかと思いますが、私は細いベールの方が好きです。まぁ見た目的な問題なのかもですが。また、ベールを返した時の角度がシマノの方が広く開きます。この点は開きが狭いのは、投げる時にベールが返りそうで気になってしまいます。実釣には影響なさそうですが…

ツインパワーXD4000XGと19セルテート4000C-XH買うなら?

シマノツインパワーXDとダイワ19セルテート

この2機種を比べると、これは殆ど個人の合う合わないだと思います。ツインパワーの堅牢さは既に証明されているし、巻きだしの軽さはツインパワーXDだと思いました。

一方で取り回しやすさや巻きの滑らかさは間違いなく19セルテートです。また、個人的には使っているロッドとのバランスが良くなったせいか、感度が今まで以上に上がった気がします。釣果に直接関係するかはわかりませんが、19セルテートの滑らかな巻き心地は最高です!

また、魚をかけた後の巻き上げの強さも19セルテートの方が強い感じがします。そこまで大きくないですが40弱のワカナゴは軽々と、そしてヌルヌルと簡単に巻きあげてこれました。

釣る魚の対象でいうと、大型の青物だとツインパワーXD 4000XGの方が頼りになりそうですが、ヒラメやシーバス、中型までの青物なんかでは19セルテート4000C-XHの方が使いやすそうです。

番手ツインパワーXD4000XG19セルテート4000C-XH
巻き取り99センチ99センチ
PE 号数-M1.5号 320メートル1.5号 200M
自重290g235g
最大ドラグ11kg12
ベアリング9/110/1

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 4000 セルテート LT4000-CXH 2019モデル

*2020年10月追記

19セルテート、20ツインパワー、ツインパワーXDの比較記事(実釣動画付き)を更新!

管理人が合わせているロッド

このリールに合わせているロッドですが、10フィート前後のロッドを合わせています。

私はGクラフトのミッドナイトモンスターとモンスターサーフ1092で使用。どちらも問題なく使えます。個人的にはミッドナイトモンスターは軽いロッドなので、19セルテートの軽さのおかげで今までのリールよりもよりバランスが良くなったと思います。

軽いロッドを使っていて、リールも軽くしたい、だけど大きなさかもとりたいって方には本当にオススメです!Gクラフト ミッドナイトモンスター のインプレ↓

まとめ 19セルテートは買いか?

もし、これからサーフやライトショアジギングでメインで使う機種として買うとしたら19セルテートはかなりオススメです。というか19セルテート 4000C-XHは今のことろ、この番手では現存するリールで間違いなく最高な製品と思わせてくれました。

小さい番手は使っていないので解りません笑。

耐久性はまだまだわかりませんが、巻き感や、かけた時のドラグ、巻き上げ、ルアーの操作、そしてこれだけの性能があるのにとにかく軽い!耐久性に問題ないなら個人的にはツインパワーXDより優れたリールだと思います。

とはいっても、管理人は釣行頻度はおかしなことになっているので耐久性はとても大事な項目です。ツインパワーXDは今まで酷使しまくって、大きな魚もそれなりに釣りましたが、何の問題もなく使えています。

まだ19セルテートを使い始めたばかりですが、それにしてもとにかく全ての性能に驚きです。これで耐久性持最高ってことになるとばらくはダイワのリールを使っていこうと思います。

しかし、ダイワのリール、今まで食わず嫌いでごめんなさい笑

これからは他の番手もダイワのリールを使ってみます!!

と、言いつつシマノのあの話題リールも欲しい今日この頃です。

サーフでおすすめのミノーと使い方の記事↓

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