今回はあのダイワのエギングロッドの最高峰、エメラルダス ストイストについてのインプレです。
実は管理人ですが…このロッドのインプレ記事を書きたくて書きたくてウズウズしておりました!
何故か!? 答えは簡単です… 本気でおすすめできるロッドだからです!!
まぁ、かなり高いお金出して買ったので当たり前といえば当たり前…かも。また、私自身ハイエンドクラスのエギングロッドはこれが初めてで、昨年はエメラルダス AIR AGS 86Mを春のアオリイカ で使っていました。
ですので今回のインプレは主にそのロッドとの比較になります。
思い返せば、AIR AGSもかなり良いロッドで気に入っていたのですが、このストイストは軽く上を越えていきました。コスパ的な事を冷静に考えると、まぁ賛否はありそうですが…
ストイスト88LM-Sは”そんなことはどうでも良い!”と思わせてくれるくらいのロッド でした。
今回のこのストイスト88LM-Sは今年の春イカで使用しました。釣果は11杯で、600gくらいから、ア最大2.4キロまで、まぁ割とサイズで言うと満遍なく釣ることができました笑。数は少し物足りないような気もしますが…まぁ春だし、今年はいろいろありましたしってことで笑。
ではでは早速インプレです!
目次
エメラルダス ストイストの特徴と種類
ではでは、まずはそもそもこのダイワの最高峰エギングロッド、エメラルダス ストイストはについてです。
ここでは主にメーカーさんの解説を交えて。
そもそもこのエメラスダス ストイストのシリーズですが、エギング会のあのカリスマ山田ヒロヒト氏がダイワとプロデュースしているロッドです。前進のエメラルダス EXシリーズからさらに進化を目指したブランドだとか。
まぁ要はダイワさんの現時点での最高峰エギングロッド、という事です。
もちろんお値段も最高峰です 笑。
で、このロッドにはブランクスを始め、ガイドやティップなどにダイワの最先端技術がふんだん無く使用されています。また、それらの組み合わせで様々なシチュエーションに合わせたロッドがラインナップされています。
このストイストシリーズだけでもアウトガイドで11種類。インターラインで5種類。(現時点でメーカーHPにはラインナップ)
ちなみに全て揃えるとなると…定価で1140900円!!でした笑。
流石に全部揃えてるって人はいないかと思うのですが…いつかは揃えてみたいですね。そしてそれを眺めてビールでも…笑。
まぁ、本当に多くの種類があります。
ちなみに管理人んが購入を迷ったは、春のアオリイカで使えそうなロッド。下記の通りです。インターラインも考えたのですが、まずはアウトガイドかなと思い下記が候補になりました。
アイテム | 自重 | 先径/元径 | 適合エギ | ティップ |
76M-SMT | 99 | 1.5/8.9 | 2.5~4.0 | スーパーメタルトップ(チューブラ) |
76MMH-SMT | 105 | 0.9/10.4 | 3.0~4.5 | スーパーメタルトップ(ソリッド) |
84M | 105 | 1.4/10.4 | 2.5~4.0 | 通常 |
86M-SMT | 105 | 1.4/10.9 | 2.5~4.0 | スーパーメタルトップ(ソリッド) |
88LMS | 107 | 0.8/10.9 | 2.5~4.0 | メガトップ |
まず、そもそも何故ストイストを買おうかと思ったのか?ですが、超絶的な感度が欲しい!と思っていました。でそこで気になったのがダイワのスーパーメタルトップ。何やら、超弾性チタン合金のこのトップは手感度がすごいなのだとか…
で、いろいろ調べてみたのですが、春イカで使えそうなストイストでスーパーメタルトップは上記では2期種。76MMHもかなり良さそうなですが、私が普段エギングをする場所では少し短いのが気になってしまいました。で、86M-SMTは割と長さもティップも丁度良い感じだったのですが…
まぁ新作ってこともあり、全然売ってませんでした笑。
で、思い立ったらすぐ購入の私は…店頭にあった88LMSを手に持ってかなりしっくりきたので即購入となりました。正直、86M-SMTも気になったのですが、何かの動画で88LMSの方が重いエギを使うのに良いと言ってたので、88LMSで良いかなと。今では何の不満のないのですが、SMTはやっぱり気になります笑。
ちなみにティプの感度についてはSMT(チューブラ)>SMT(ソリッド)>ノーマル≒メガトップ。
みたいな感じだそうです。通常のティップとメガトップでは目感度も変わるのでここは一概にどっちが良いっては色んな意見がありました。あとは、ブランクスやガイドのセッティングでも感度がだいぶ変わるのでティップの感度=ロッドの感度、っていう訳ではなさそうです。
エメラルダス ストイスト 88LMS 購入理由
ではでは、まぁいろいろ悩んだのですが、結局このストイスト88LMSを購入しました。
春イカでの使用ということで主に3.5 号のエギを使用しました。たまーに4号のエギも。
で、まずこのストイストの前に使っていたロッドですが、管理人はエメラルダス AIR AGS 86Mを使っていました。このロッドでは最大3.1キロと大きなアオリイカも釣ることができて、本当に気に入っていました。
じゃぁ、なんで買い替えたの?って事ですが。正直、なんの不満もなかったのですが、ある時、ネットサーフィンをしてエギングロッド について検索していると。
“ストイストに比べるとAIR AGSは棒みたいだ”という書き込みを目にしてしまいした…
かなりAIR AGSを気に入っていたので"棒って…”と思いました、そして同時にストイストやばそうだな。とも思いました。まぁそこから購入までは早かったです笑。
一応、私の旧相棒のAIR AGS 86Mの名誉のために補足ですが、流石に棒ってのは言い過ぎかなと思いました笑。でも表現としては間違ってはないかも笑。
ストイスト88LMSのキャスト性能について
まずは、このストイスト88LMSのキャスト性能についてです。
おそらく、ストイストシリーズでソリッドティプを検討の方が一番気になるのが、ティプの細さだと思います。で、その細さでしっかりとキャストできるのか?って事なのですが。
結論から言いますと。
4.0号フルキャストしても問題なかったです。まぁ4.0号だと少し気を使うのも事実でした。しかし、通常使う3.5号なら全く問題なくキャストできました。あ、問題なくというのは気持ちの面でです笑。
実際のキャストに関してはソリッドティップが柔らかいので、キャスト後のブレで飛距離が落ちることがありました。といっても超遠投が必要は場所でもないので、管理人的には全く問題もなしでした。しかし、毎回超遠投が必要って方だと、慣れるまでに少し不満を感じるかも知れません。
以前使用していたエメラルダス AIR AGS 86Mと比べると、振り抜きやすいのはAIR AGSかなと思いました。まぁこのあたりは慣れの問題もあると思いますが。
ストイスト88LMSのシャクリは?
続いて、ストイスト88LMSのしゃくった感じですが、これは本当にやりやすい感じでした。確かにシャクりをしてみると、AIR AGSとはだいぶ差があることがわかります。
ストイストは断然しなやかでした。管理人は春のアオリイカはゆっくりシャクル時と少し強めにシャクル時、またはショートジャーク。大体この3種類ですが、ゆっくり丁寧にやるのは本当にやりやすかったです。
一方で重いエギを強く入力するにはAIR AGSの方が良さそうな感じでした。なんていうか、少しマイルド過ぎるというか…まぁこのあたりは好みな気もしますが。
で、ショートジェーク。意外だったのですが、割と長さもあってソリッドのティプですが、ショートジャークも超快適でした。
アオリイカの前アタリからのショートジャークを入れて、その後に喰って来るやつ。このパターンでも釣れましたし、パタパタを使うときのやる気のない感じのジャークもOKでした。
といことで、シャクってみた感じでは、かなり気持ちよく、変に暴れることもなかったので私にはあっているのかなと思いました。というかかなり癖がないので万人向けだと思います。
ストイスト88LMS の感度は?
さてさて、いよいよ!?感度についてです。
このロッドの感度っていうのはおそらくエギングをする釣り人にとっては最も気になることだと思います。エギング、特に春イカをしていると、かなり小さいアタリだったり、俗にゆう居食い系のモゾモゾしたアタリ、それから藻に触れる感覚など。ロッドの感度によっては、合わせが入らずイカを逃す、なんてこともあるかと思います。
で、管理人もこの感度が高いロッドが欲しくてストイストを購入しました。
実際に使ってみてアオリイカを釣ってみて思ったのですが。
ストイスト88LMS、感度が半端じゃないです!!!!あくまでも以前使っていたAIR AGS86Mと比較してです。
確かにAIR AGS86Mもなかなかの感度でした。軽いコツっていつあたりや、藻に触れている感じも、わかります。
が、しかし。このストイスト88LMS、それよりも更に上の感度が備わっています。
具体的には居食い系のアタリ、よくモゾモゾするとか言いますが、本当その表現がぴったりなくらい、居食いしている時のモゾモゾがしっかりと手に伝わってきました。
管理人は夜にアオリイカを釣りに行くことが多いのでこの手感度をかなり重要視していますが、今季のアオリイカ でシャクリ合わせになったのは1回だけでした。また、600g代の小さなアオリイカの居食いもしっかりと伝えてくれました。
正直、スーパーメタルトップではなく、メガトップ搭載のこのストイスト88LMSには感度の面で少し不安がありましたが、全く問題なし。AIR AGSよりも一つ上のレベルの感度だと思います。
本当、この超絶感度のおかげでエギングがすごく楽しくなりました!!
ストイスト88LMS の不安なところは?
ここまでは、主にストイスト88LMSのメリットや個人的に思う超絶おすすめポイントを書きました。ここでは、少し不安に思うこともご紹介いたします。
まず、ストイスト88LMSの一番不安なところ。
それは、やっぱりティップ細すぎじゃない!?ってことです。ソリッドティップの中ではまだ太い方ですが、目に見えて細いこのティップは釣りをしていると気を使う部分ではあります。
風が強風だったりして、ティップのガイドにラインが絡んだりしてリールを巻くと、メガトップがグニャッと「し」の字くらいにも曲がり込むことがあり、本当に焦りました。
あとは耐久性に関して。これは今後の問題ですが、まぁ細いので気になってしまいます。
そして、最後に少し気になったのがロッドパワーについてです。かけたアオリイカを寄せることはなんの問題も無さそうです。分け合って2キロ弱のアオリイカをドラグガチガチで強引に寄せなければならい状況になりましたが、バットのパワーでアオリイカをしっかりと浮き上げてくれました。
気になったのは合わせを入れた時のパワーでした。一度、明確なアタリを捉えて、かなり自信満々にバシ!っと合わせを入れました。で、ドラグがジジーでて引いた感じでは2キロは楽に超えているような引きかなでしたが、その後すぐにバレてしまいました。感じ的にはしっかりフッキングしていなかったのかと。AIR AGSではこんな感じでバレることはなかったので、フッキングのパワーに少し不安になりました。超巨大な4キロ、5キロクラスに焦点を合わせている方はもう少し強いロッドの方が良いかも知れません。
ストイスト88LMS インプレまとめ
簡単に、ストイスト88LMSのまとめです。
管理人的には超絶オススめです笑。まぁしなやかに使えて、それなりの飛距離も出せて、そして超絶感度で、って感じです。で、大きなアオリイカもとりあえず釣れましたし、小さいアオリイカも釣れました。管理人は秋のエギングはやらないのですが、このロッドなら通年やっても良いかなとも思いました。
あと、何がすごいって、このロッドは以前使っていたものより少し自重が重いです。が、しかし、リールをセットして降ってみると、むしろこっちの方が軽く感じました。20gくらいの差ですがロッドの重量からしたら結構な違いです。それがこんなに軽く感じるって。
釣り道具って性能がアップすると使いやすさや使用感は格段に上がったりすると思います。しかし、その性能が釣果に直結するかっていうと、そこは釣りのジャンルによってだいぶ変わると思ってます。エギングは割と繊細なアタリをとる必要があるのですが、今回のストイスト88LMSは間違いなく釣果に差が出せるロッドだと思いました。あ、もちろん中堅機種なんかと比べた場合ですが。
そして、何よりも、その感度のおかげでエギングが楽しくなりました。
ストイストシリーズ。春イカにおすすめなモデル。
ではでは。最後にこのストイストシリーズで春のアオリイカに良さそうな他のモデルのご紹介。
というか、管理人が欲しいストイストのご紹介です笑。
まずは、
ストイスト76MMH-SMT。
これは本当最後まで悩みました。今回、ストイスト購入にあたり色々情報をあさったり、持ってる人に聞いたりしましたが。このロッドの評価は本当高かったです。
MMHだけど割としなやかえて、かつSMTなので感度もよい。多分、ロッドも短いので88LMSよりもさらに感度が良いと思います。そしてパワーも十分。まぁ短いので管理人のやる釣り場ではって気がしますが…それでもやっぱり欲しいなぁ笑
ストイスト86M-SMT
これも欲しかった笑。86のサイズにSMT搭載。んん、ドンピシャのスペックです笑。ただし、これに関してはyoutubeの動画で88LMSの方がパワーはあるみたいな感じで言ってたので、そのあたりが少し不安でした。まぁでも普通に使うならかなり良さそうです。
で、最後に
ストイスト83Mインターライン
今回はインターラインはあまり触れていないのですが、実はインターラインも超絶気になっています笑。何故かというとあのエギングマイスターがインターラインのロッドを愛用しているからです。そりゃ気になりますよね、きたよ〜って言いたいですし笑。まぁインターライン買うならこの辺が欲しいなって思っております。
と、いうことで。
今回はダイワのエギングロッドの最高峰、エメラルダス ストイストについてのインプレでした。
本当オススメのロッドです。こうなってくると他社のフラッグシップも使ってみたいなぁ笑。
ではでは。