ルアーの釣れる色って何?

アングラーにとっては永遠の課題かもしれませんが、ルアーの釣れる色って何色なんでしょうか?今回はそんな事について考察してみようかと思います。

目次

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ルアーのカラーを変えたら釣れた経験

みなさまも釣り場でこんな経験あるとおもいます。同じルアーを使っていてもルアーのカラーを変えたら釣れた。とか、隣のアングラーと違うカラーを使っていたら、片方だけ釣れた。だいたいこんな経験はあるかと思うので簡単にそれぞれについて考えてみます。

まず、同じルアーを使っていてもルアーのカラーを変えたら釣れた。ってパターンですが。私も実際に経験したことがあります。ヒラメを狙っていて、同じルアーでカラーを変えた一投目に釣れたことがあります。と言っても、そこのポイントでは連日のようにヒラメを釣ることが出来ていて、他の日は別のカラーで釣れているので必ずしもそれがよかった、ってわけでは無さそうです。

別の例では青物のジギングではカラーで差が出るようなきがします。あるお気に入りのジグがあるのですが、私のやっているフィールドではシルバーのゼブラカラーが明らかに反応が良いです。青物の場合、ナブラが立ったりして喰いが立っていることもあるので同じ様な状況で釣りをすることが多いですが、なぜかその色だとよく釣れます。

次に、隣のアングラーと違うカラーを使っていたら片方だけ釣れた、っていうパターンです。これも同じく経験した事があります。ヒラメを狙っている時にマット系のカラーとキラキラ反射するカラーで差が出たことがありました。しかし、私のよく釣りをするフィールドでは横10メートルずれるだけ釣果に差が出る、なんて事もあるので実際にカラーで差がついたのかは判りません。青物のジギングでは明らかに差が出ることがありました。これは前出のゼブラカラーに出会った時ですが釣り友がゼブラカラー私は違うカラーを使っていてびっくりするぐらい釣れなかったの覚えています。

という、感じで、少ない経験ですが個人的には違いはあると思っています。しかし、それよりルアーの種類や大きさ、釣る魚の対象など優先的に気にすることがあるような気もします。また、同じカラーでも動かし方によっては差が出るかもしれません。

魚はルアーの色を判別できるのか?

今度は魚からの目線で考えてみました。魚がルアーの色を識別できるのであれば、カラーを変えることに意味がありそうです。が、魚じゃないので当然判りません。ネットで色々調べたり本を勝ったりした結果、個人的には種類によって色を識別できたり白黒だったりすると結論ずけました。

釣りに関する科学的知見の本、詳細はブログ下記に解説

で、なんで?って事ですが、こちらの「魚の行動習性を利用する釣り入門」という本の内容からです。

魚の色の判別の研究は随分昔から行われていて、魚の網膜細胞内の電位の変動を調べたりして、一度はマグロ、カジキ、サワラなどの大型表層魚は色盲つまり白黒で見ていると結論付けたそうです。しかし、その後、研究技術が進歩して改めて網膜を調査すると視細胞が確認され実は色を判別できるとなったそうです。

ですので現在のところですが魚によっては色を判別できるということが事実に限りなく近い結論だと思っています。また、魚によっては色だけでなく物体の形も見分けることができるそうで、そうなるとルアーのカラーのパターン例えば、腹と背の配色の違いや、レッドヘッドなので前後でのカラーの違いこう言ったパターンの形も見分けることができると考えられます。

また、色に関してはメジナや黒鯛、マアジでは実際に色や背景とのコントラストによって食性が違うのかってい事も実験されており、それらには明確な違いが確認されたそうです。ちなみにメジナ、黒鯛は黄色の嗜好性が強いそうです。一方でマアジは色による嗜好性の違いは明確ではなかったので、魚によって様々違いがありそうです。

結論。魚種によっては色を判別。魚が好きな色も存在する。

と、いう事で。とりあえず独断と偏見で結論を出しました。

実際の経験と研究結果を照らし合わせると、やはり魚は色を識別できている魚種は存在しそうです。また、色による嗜好性があるという事も研究の結果から信憑性が高そうです。

ルアーの釣れる色は?っていうと明確な結論は出ませんが、上記の2点を考えると魚種によってとなりますが、ルアーの釣れる色は存在する、つまりカラーによって釣果に差が出る。と結論付けました。

で、じゃあ実際の釣り場ではどうなの?

って事ですが、実際は光量だったり背景の色だったりが違うので常に同じ色がってことでも無さそうです。まぁそう言った事をいろいろ考えながらやるのも釣りの楽しみだったりするので、管理人的にはとても興味深い結論になったと勝手に思っています。

魚の行動習性を利用する釣り入門

今回、この本はルアーの釣れる色について考察するのに大変参考になりました。本当の学者が研究として行った内容をもと魚の行動、習性や生態などが書かれていて、今回は色に関してですが、そのほか、海流、魚の嗅覚、釣り道具、ルアー、魚のスレについて、などなど多くのことが科学的に解説されておりました。

大変参考になりこれから釣りをするのがとても楽しくなりそうです!!

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