20ツインパワー。いろんな魚、大物も釣り、分かた事!インプレ。

20ツインパワー。皆様ご存知の通り、発売当初からかなり賛否のあるリールとなってしましました。

何故か!?それはそう。ツインパワーと言えば、歴代その堅牢な作りが人気で、まさにタフに使えるリールの代名詞的な存在でした。

が、今回の20ツインパワーではなんと、ボディが“半プラ”。つまりボディの半分がプラスティック製。正確には後ほど触れていきますが、とにかくこの“半プラ”ということが従来のファンに失望を生み、20ツインパワーはツインパワーじゃ無い!中途半端だ!!みたいな評価があったのも事実かと思います。

まぁ、そんな気持ちもめちゃめちゃ分かります。

元々、好きだったブランドとかが一見コンセプトと違うように見えることをすると、なんかガッカリしますよね。

さて、前置きは良いとして管理人がこの20ツインパワーを主にサーフで半年間ガシガシに使って、大物や小物などなど、釣った感想を書きたいと思います。

主に、釣れた魚はヒラメ(最大63センチ)、マゴチ(最大59センチ)、ヒラスズキ(最大45センチくらい)真鯛54センチ、トビエイ(推定7〜10kg?)、ツバクロエイ(横幅110センチ)。こんな感じの魚が釣れました。サーフからではかなり大きな部類の魚も釣れましたし、色な種類で割と数も釣れたので、今回はそれらの経験から。

ちなみに管理人が使っている20ツインパワーは4000MHGの番手です。主にサーフで使っています。

そして今回も、あくまでも独断ど偏見ですので悪しからず笑。

目次

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20ツインパワー。“半プラ”問題。剛性は強いのか?金属ローターの評価は?

まずは、冒頭でも少し触れましたが、20ツインパワーの“半プラ”問題。

“半プロ”=ボディの半分がプラスティック製ということですが、正確には樹脂にカーボン(炭素繊維)を混ぜて強度と軽さを出した素材。シマノではCi4+と名付けられています。

そして、もう半分のボディ、リールフット側のボディはアルミ製。

まぁ、前回のボディがフルアルミと比べると確かに剛性が気になってしまいます。

一方でボディの基本設計やギヤの設計は18ステラと同様。つまり単純に言うと、前モデルと比べるても、設計が違うので半プラになっても強度や耐久性は進化した。との事らしいです。

とはいえ、Ci4+の素材といえど、やっぱり強度の高いアルミ製の方がボディの撓みは少ないような気もしてしまいます。

しかし、この20ツインパワーですが、ローターも金属製。ラインの負荷をガッツリと受け止めるこのパーツですがここが金属製になることでローターの撓みが少なく、より強い巻き上げと耐久性を上げているとか。

んんん。なんか難しいですね笑。

まぁこればかりは、両方とも買って同じように使って比較しないとなんとも言えない気がします。

じゃぁ、実際に魚を釣ってみて巻き上げや剛性感はどうだったのか?

管理人的な感想です。

20ツインパワーはめちゃくちゃ剛性高そうです。そして、大物と対峙した時の巻き上げも超強かったです。

まず、巻き上げの強さと剛性を感じたのは、なんと言っても超ド級のトビエイを釣った時。トビエイ自体初めて釣ったのですが、このトビエイ、エイなのに泳ぐのが結構早かったです、しかも重さも半端じゃ無い。欠けたから途中、割と無理して巻き上げないといけない状況になったのですが、ガシガシ巻けました。正確には確かに超重いのですが、ローターやボディがたわんでいる感じは全然しなかったです。

また、他にも、例えば63センチのヒラメを釣った時、明らかにデカイと分かりましたが、このくらいなら全く問題なくグイグイ巻き上げらました。

そして、それ以外にはヒラスズキ。サイズは40〜50くらいと小さいサイズでしたが、これくらいのサイズだと本当ゴリゴリに巻いてこれます。何のストレスも無く楽勝に巻き上げられました。

とまあ、こんな感じに割とゴリゴリ使っていますが、半年たった今でも巻き感はぜんぜん良い感じです。

この巻き上げの剛性感、安定感?ですが、個人的には金属製のローターのおかげな気がしています。なんか本当カチっとしてる感じで頼りになります。また、管理人の番手が4000MHGとパワーのあるギア比なのも関係しているかもしれません。

20ツインパワー4000MHG。巻き感や感度は?

では、実際の20ツインパワーの巻き感や感度は変わったか?

まず、巻き感ですが、購入当初は正直 “重っ”て感じました。とにかく巻きが重くて正直少し後悔しました。が、使っていて数週間もすると、最初の巻き感よりは明確に軽くなりました。ヌメヌメ感はどちらも変わらずです。

多分、グリスが馴染んで無いのだと思いますが、本当ビックリするくらい変わりました。あまりにも変わったので先日、釣具屋さんで新品の20ツインパワーを巻いてみました。やっぱり超重かったです笑笑。こんなに変わるなら最初から馴染ませた方が良いと思いました。

ただ、ヌメヌメ感はあるもののステラと比べるとやっぱりそれも全然違います。セルテートと比べると半年使用しまくった今の方がなんか感じが似て来ました。当初は本当重くて重くて…これは今から購入される方がいたら知って置いた方が良いかと思います。できれば、グリスが馴染んだ20ツインパワーを触ってみて判断するのが良いかと。まぁどちらにしても、シマノのリールって馴染むのに時間かかるって聞きますし、恐らく、購入後より巻き感は軽くなると思います。

ではでは、20ツインパワー4000MHGの感度。についてです。これは巻いていて潮の流れの変化なんかが分かりやすいか?って事ですが。同じシマノのマグナムライトローターの製品と比べると、明らかに劣ります。まぁそりゃそうなんですが笑。しかし、MHGの番手だからなのか?ゆっくり巻いている時の感度は割と明確でした、逆に速巻きすると慣性が高くなる?のかそこは苦手っぽいです。で、感度で言うと、ジグヘッドなんかを巻き落として来て、ボトムに引っかかるように着底する感じ、これは金属ローターのおかげか割と分かりやっかったです。(セルテートと比べて)。

また、ラインから伝わってくる反響?みたいな感度は金属ローターの方が感度が高いような気がしています。まぁ、この辺はロッドとの相性とかもありそうなので、実感しているというより何となくそんな気がするって程度です。

サーフでいろいろ使ってみての感想ですが、サーフでのワームは巻き取り量的にも感度なんかも含め凄く使いやすかったです。それから、ゆっくり巻くシンペンやミノー、この辺はやりやすいです。

一方でメタルジグをガシガシ尺る、バシッと止める、この辺はセルテートの方がやりやすかなぁと。

あえて違いを考えるなら、ワームを多様する時は20ツインパワー4000MHG、メタルジグ主体なら19セルテート4000C XHみたいな感じで使っても良いかと。んんん、番手の差なのか?笑

その他、進化した20ツインパワーの特徴はどうだったのか?

ここからは、20ツインパワーで進化したいくつかの項目についてそれらの感想。

20ツインパワーになってなってから“ロングストロークスプール”が搭載されました。まぁ簡単にいうと飛距離がより伸びたらしいです。でこれなんですが、正直、よく分かりません笑。まぁメーカーがテストして伸びているのだから飛距離が伸びたことには間違いないと思ってます。個人的にはそれよりも糸抜けが良いので単純に“パラパラ”ラインが出るのが気持ち良いです笑。

マイクロモジュールギア2。これも20ツインパワーになってから搭載された技術。ギアの形状や製造などの進化ともいえると思います。シマノならではの高い技術のおかげとも言えますが、フィーリングはもちろんよくなっているのだと思いますが、耐久性などはまだまだ分かりません。と言っても撒き心地のシルキーさは半年ガシガシに使っても全然変わりません。

その他、防水性や基本性能などなど多くのことが進化しているので、まぁ当然なのですが前モデルよりは良くなっているかと思います。もちろん半プラはいつまでも議論になりそうですが…

ライバル機種と比較して半年使った評価は?

最も気になるのが、やっぱりライバル機種と比較してどうなのか!?ってことだと思います。

20ツインパワーを購入してすぐにレビューした時は、ツインパワXD、19セルテートと比較しました。まぁ勿論ですがどのリールもとても良いリールです。で、この3機種だと個人的にはマグナムライトローターのついたツインパワーXDが私のお気に入りでした。

が、半年20ツインパワーを使ってみて、今XDに戻れるかというと。少し考えちゃいます。

理由は“重さ”旧設計のボディを持つツインパワーXDと比べると、半プラという事もあり20ツインパワーの方が断然軽いです。で、この軽さに慣れてくると、正直重いのは…と。で、巻き感のヌメヌメは20ツインパワーの方が良いですし、まぁ、自分の良く使うルアーなら20ツインパワーでも扱いやすいので、今だったら軽さをとってしまうかもしれません。ここは本当に悩ましいです。あと単純に設計が新しいので、それもあったりします。特に魚をかけた時の巻き上げの安定感は本当良いので、今なら正直どちらを購入するか迷います。やや20ツインパワーかな。

で、もう一つのライバル機種。19セルテートとの比較。これも購入当初はややセルテート押しでした。ここに関しては今は、何なら20ツインパワーかなって思ってます。ただし、メタルジグを多用しない、使うルアーもせいぜい45gくらいまで、そんな条件です。理由は、使い始めてグリスが馴染んできたら20ツインパワーの巻きが明らかに軽くなってくれたのと、金属ローターに魅力を感じたのと、何となくドラグの出方が良さそう。そして、決定的なのが、何故が20ツインパワーの方がライントラブルが少なかったからです。ライントラブルに関しては巻いている号数や使用条件がかなり違うのでなんとも言えないのですが、やっぱり自分の経験を尊重すると、そんな考えになりました。勿論その人の釣りの技量やクセなんかによっても変わると思いますが…

とは言え、この2機種は本当にどちらも良い笑。まぁ条件や釣りの場所によってはセルテートの方が良さそうですし、何より軽いし、モノコックボディは強そうだし…。

んんん、やっぱり決めれん笑笑。

まぁ少なくとも19セルテートと同等に評価することができた、というのが半年後の感想です。

最初の頃は本当に巻きが重くて笑。

20ツインパワーで釣れた魚の動画。

最後に、私の20ツインパワーで釣れた魚の動画を簡単にご紹介します。

多分見てみるのが一番早いと思いますし笑。

まずは、真鯛!ショアレッドの強烈なバイトにもドラグが良い感じに出てくれました。巻き上げも強かったです。

で、次は対大物。デカくて重い、トビエイでも剛性感が感じられました!!

60オーバーのヒラメ、マゴチ、ヒラスズキなら楽勝でした!!!

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