Gクラフト セブンセンスTR ミッドナイトモンスター インプレ

 すっかり春のヒラメシーズンになり、サーフにはアングラーが戻ってきました。

という事で、今回は管理人が主にサーフで使っているロッド、GクラフのセブンセンスTR ミッドナイトモンスターのインプレです。

Gクラフトでサーフで使えそうなロッド一覧は前回の記事にまとめてみたので興味のある方は閲覧お願いします。

*2019年11月追記↓<プレゼント企画>

*2019/7月追記 ミッドナイトモンスターを無料で使ってみたい!という方は下記記事をチェック!

参照:Gクラフト セブンセンスをサーフで使うには?

目次

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管理人が実際に釣った魚

78センチ、5キロオーバーのヒラスズキ。

このミッドナイトモンスターは2019年の1月に購入しました。ですのでまだまだ釣った魚は多くはないです。ヒラメは合計8匹 ソゲサイズから最大で56センチ。ヒラスズキは2匹、53センチと78センチ5.6kgの大物まで。

つれた場所は、ボトムがほぼ砂だけのサーフと、岩礁帯混じりのサーフの2箇所で、どちらも遠浅、深くても3メートルないくらいのサーフです。

*2019年11月追記

ミッドナイトモンスターで釣れたヒラスズキ(40センチくらい)を動画で撮れたのでアップします。このサイズの魚なら楽勝ですが、それなりにロッドも曲がってくれて釣りしている感が満載です。

参考に?なるかわかりませんが笑。興味のある方は動画ご視聴ください!

そして、チャンネル登録などもして頂けますと…幸いです!!

ミッドナイトモンスター MMS-992-TR まずはメーカーサイトから

以下メーカーサイトでの説明。

 初代992のティップはフル30t、バットは30t+40tに対し、二代目992はティップに30t+40t、バットには30t+40t+46tをコンポジット。ティップ、バット共に「張り」「感度」「反発力」が向上。マンドレルは初代と共通だが、プライ数を増やし、パワー・トルクを強化、MAXルアーウエイトも5gUPの45gとなり、今まで以上に攻撃的なゲームが可能。パワーを上げてもいるにも拘らず、細部の軽量化の恩恵により操作性は格段に向上。テスト時にダブルフットのバットガイドはブランクバランスを著しく悪化させた為、全ガイドシングルフットを採用しているが、バット側から3ヶ所のガイドに関しては、スレッド割れに対応すべく、強度確保のトリプルラッピングを採用。ブランクスに至っては、手に持った瞬間、対ランカー専用が故に「キンキンの棒」をイメージさせるが、高負荷を思い通りに操る事のできる「ランカーで曲がるバット」に設計。初代992は川ヒラをメインコンセプトに設計したが、二代目992は磯ヒラに多用するアングラーを考慮し川ヒラ・川マルは勿論、磯ヒラにも完全対応。このブランクスに封じ込めた「異常な感度」と「溢れるパワー」で是非「夢の大魚」を実現して頂きたい。

という事。

要は、高感度、高反発でマルスズキやヒラスズキの大物にも対応したパワーを持っているという事かと。管理人的にはサーフでのヒラメやスズキをメインに考えて購入しました。

ミッドナイトモンスーターのスペック

スペックは

長さ9.9ft 自重171g(実測値)

対応ライン(PE2.0/1.5)

対応ルアー(MAX45g Best ミノー24g バイブレーション28g)

と、こんな感じです。自重に関してはメーカーサイトで見つからなかったので管理人が購入したものを図りましたので、製品間の若干の誤差はあるかもです。

キャスティング性能は?

レングスではネッサci41008MMHの方が長い

 サーフで使うロッドというと10ftを超えてくる長さのものが多いかと思います。これは少しでも遠くを狙いたいという事で長さを出しいます。

私がよく釣りをするサーフは手前でヒラメが釣れる事が多い場所です。また岩礁帯、沈み根が入っているサーフもあるのでそういった場所ではフローティングミノーを良く使います。

そういったシチュエーションではそこまでの遠投が必ずしも必要ではないので9.9ftのレングスを選びました。むしろ岸際手前までしっかりとミノーをひきたかったのであまり長いロッドよりこれくらいの長さが丁度良いと思い購入。実際にその通りで波打ち際でのやりとりが楽になりました。

とはいってもサーフでは100m先のブレイクを狙いたい事もあると思います。実際に30g程度のジグをフルキャストしてそれくらい飛ばしてかなりアウトで釣れたこともありました。40gまで行くと投げれますがフルキャストは少し躊躇してしまいます。

以前使っていたネッサCi4 1008MMHとの比較になりますが、

ミノー>16gから28gまでフローティングミノーやシンキングミノーを使いました。ミノーに関してはこれくらいの重さならミッドナイトモンスターの方がキャスティングしやすいです。飛距離はほぼ変わっていないと思いますが、ルアーの飛行姿勢がよくなった気がします。気だけかもですが 笑

メタルジグ>20gから42gまで使用。個人的には30gくらいまではフルキャスト可能。40gでも問題はないですが、バット部分を含め全体的にネッサより細いので思いっきり降るのは少し心もとないです。まぁこの辺りは使う人によると思います。飛距離は重くなるほどネッサの方が少し伸びました。40gでは10メートルくらい違っていました。まぁフルキャストすればもう少し差は縮まりそうですが…

シンキングペンシル>サーフでのシンペンといえば、ジャンプライズのぶっ飛びくんやかっ飛び棒が有名です。管理人もこの二つは必ずルアーボックスに入れていて、よく使うルアーです。ぶっ飛びくんは自重が27g、これくらいのシンペンだと気持ちよくフルキャストでき、飛距離も80メートルくらいは飛んでいました。かっ飛び棒は自重38g、加えてボディも13センチと大きく、私はペンデュラム気味で竿全体を使ってゆっくり投げています。ネッサではフルキャストも余裕でしたのでこういった重めのおおきシンペンなどの遠投性能は少し劣るかと覆います。

ワーム>ワームは7gから24gまでのジグヘッドやハウルなどを使いました。まぁ飛距離はそんなに出ないですが、こちらも軽いものに関してはネッサより投げやすく、何よりそのあとの操作性が抜群に良かったです。

圧倒的な感度

カーボンリールシート。リールの取り付位置が調整できる。

これもネッサCi4 1008MMHとの比較です。

まず、感度ですがロッドの感度にはいくつか種類があるみたいです。抵抗感度と反響感度です。

簡単に説明すると

抵抗感度はロッドが主にティップが曲り復元する力が働くことによって手元に伝わってくる感度。主に水の流れや、着底感、ルアーの動きを感じることができます。

反響感度はロッドが振動することによって伝わってくる感度。魚のアタリ、ルアーやワームを動かした時のコンコンした感じ、着底した時の海底の状態(岩や砂)などです。

これらの感度は相対関係にあるみたいなのでバランスが大切ってことかと思います。とはいってもロッド全体の設定などを調整してそれぞれの感度やバランスを高めることもできるとか。

40グラムのジグを吊るすとミッドナイトモンスターが少し弛んでいる。

で、これらの感度ですが、

抵抗感度はネッサCi41008MMHの方がよかったです。特に、ワームを使った時の着底感はわかりやすかったです。とはいえ、これは同じような角度でロッドを立てた時という条件付きでした。

というのも、ミッドナイトモンスターはティプが意外と柔らかい、というか思いルアーだとそれなりに曲がるのでロッドを高く立ててティプを積極的に曲げていけば着底を感じることも問題なくできました。

潮の流れも同様でロッドの扱い方次第で十分カバーすることが出来ました。

続いて反響感度。これは圧倒的にミッドナイトモンスターが分かりやすかったです。高弾性カーボンを使用しているだけあり、魚の繊細なアタリがとりやすくなりました。

実際に釣ったヒラメやヒラスズキでも繊細なアタリで、手元にコツっていうアタリの魚が何匹がいました。驚いたのは78センチのヒラスズキでした。大きな魚でしたがアタリは本当に小さく、メタルジグが着底する感覚よりもさらに小さな感覚でした。また、30グラムのメタルジグを遠投し80メートルほど先で当たった30センチに満たないヒラメのアタリも明確に取ることができました。

これらのアタリはネッサでは体験していないものだったので、大きな魚でもこんなにアタリが小さいということに本当に驚きで、もしかしたら今まで気づいていないアタリがあったのかも知れません。

また、この反響感度はワームで底をとった時に、ジグヘッドが硬い岩などだとゴリゴリとした着底感が手にダイレクトに伝わってくるのでワームをすぐにしゃくりあげロストをすることを避けたり、その周辺を慎重に探ることが出来ました。

ということで、感度については全体で見てもミッドナイトモンスターが優っていると思いました。といっても抵抗感度の少なさは最初は少し戸惑いました。このロッドって感度良いの?と疑問を抱いたのが正直なところです。

見た目とは裏腹なロッドパワー

ロッドのバッド部分。

ロッドのパワーについてです。こちらはあまり多く釣っていないのですが、大きい魚だと、78センチのヒラスズキ、50センチ代のヒラメを2匹釣りました。バッド部分がネッサより細いので若干頼りなく見えますが、これらの魚を上げることが出来ています。特にヒラスズキは大きな魚でしたが、ドラグもほぼフルロックで強引に勝負できました。ランカーで曲がるロッドとのことですがまさにその通りで、大きな魚を相手にした時は竿がロッドから曲り勝手に浮かしてきてくれました。小さいヒラメだと瞬殺すぎて少し面白くないかもです 笑

管理人としてはブリクラスの青物は想定していないのですが、ドラグを使ってやりとりすればサーフであればなんとかなりそうな気がします。まぁ、ここに関しては釣ったことないのであくまでも予想です。

少なくとも、サーフでのヒラメ、ヒラスズキは全く問題なくとれました。

ヒラメの釣果。このサイズでも割と瞬殺。

また、一度、大きなヒラメっぽいアタリがあって、速攻でバラしたのですがその時にプラグのリングを伸ばされた経験をしました。ですのでドラグの設定は考えた方が良いかもです 笑

ウィークポイントは?

第一ガイドのシングルフットは少し頼りないが…

で、じゃあミッドナイトモンスターのウィークポイントは?という事ですが。いくつかあると思います。

まずは、40g以上のシンペンなどを使った時の飛距離。これは長さも違うのでやはり不利がありました。普段行くフィールドで、釣れるエリアが遠い方はやはり遠投できる長いロッドの方が良いと思います。

二つ目は使い始めに色々戸惑う事です。

これは管理人の技術不足かと思うのですが、よくGクラフトのロッドはキャスティングのリリースポイントがピーキーで慣れが必要とか耳にします。これは本当に痛感しました。最初のうちはルアーが全然飛びませんでした。というかキャスティングがしっくりこないです。高弾性カーボンという特性に加え、ネッサに比べると持ち手のグリップエンドが短くて慣れるまでは大変でした。

バッドエンドが短い。これが意外と投げにくい。

最後にリールを選ぶかもです。

私はツインパワーXD4000XGをこのロッドに合わせています。あまり気にはならないのですが少し、リールが重い気がします。これがツインパワのSWや5000番台のリールだとだいぶ気になりそうです。個人的には19セルテート合わせてみたいです。

*2019年9月追記

念願の19セルテートを購入しました。ロッドの軽さと、リールの軽さがベストなバランスです!19セルテートのインプレは↓

こんな方には絶対にオススメ

で、どんな条件にオススメ?かというと。

毎回、超遠投が必要でない。

ヒラメもヒラスズキもやりたい。

ミノーが大好き。

超高感度を体感したい。

ざっくりいうとこんな感じです。本当ざっくりで申し訳ないのですが、管理人的には大大大満足な買い物でした。

感度が高くなったことで明確に違いがわかり釣りが楽しくなりました。また、ミノーの操作性は抜群で波打ち際までしっかりとひいいて来ることが出来ます。

よくGクラフト被害者の会なんていう話を耳にしますが私もそろそろ入会するかも知れません 笑。

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